コイルテスター　　６０６４仕様

インパルス出力電圧………………０.１０ｋＶ〜６.００ｋＶ　０.０１ｋＶ単位可変

出力電流……………………………１００Ａ　ｍａｘ

出力パルス巾………………………０.６〜４.０ｕＳ　７段階可変（最適パルス幅はパネルの表による）

パルス出力周期……………………１０ｍＳ　（電源非同期）

実行速度……………………………スタート命令１００ｍＳ後に合否出力、以後命令の続く間１０ｍＳ毎の

合否結果を出力

測定モード…………………………２端子モード、４端子モード、

出力電圧、共振電圧測定…………０.００ｋＶ〜９.９９ｋＶ（共振電圧は上下限合否判定）

　　　　　　　　　　　　　　　４端子モード電流測定の場合は電流の合否判定ができる

損失係数測定（波降率）…………００.０％〜９９.９％　　（上下限合否判定）

固有振動周期測定（波長）………０.０１ｕＳ〜９９９９ｕＳ（上下限合否判定）

コロナ量検出………………………０.００１ｋＶ〜３.０００ｋＶ 0−Ｐ

（上限値と発生頻度による合否判定） 4端子モード電流測定の場合は

コロナ電流の上限合否判定ができる

メモリー機能………………………１コイル分の試験条件のメモリーを持ち、多数の条件で試験を実行

する場合は１コイルの試験毎にパソコンから試験条件を受信をして

試験を実行する。パソコンとの連動動作は別項で定める。

外部インターフェース……………コイルテスタ〜パソコン間　池電独自インターフェース。

　　　　　　　　　　　　　　　本体のみ独立動作のためのリモコンを付属。

実行タイマー………………………０.５〜９９秒手動設定、及びパソコンからの命令

外形…………………………………４８０（ｗ）　　１９９（ｈ）　　　３５０（ｄ）　　重量１２ｋｇ

波形モニター………………………外部ディジタルオッシロスコープによる

　　　　　　　　　　　　　　　波形出力コネクター　　波形１個　トリガー１個　（ＢＮＣ座）

　　　　　　　　　　　　　　　電圧換算：Ｖ／ｋＶ　電流換算：Ｖ／Ａ（×１０　×１　×０.１）

　　　　　　　　　　　　　　　トリガ　：パルス印加ドライブと同一信号を出力、０→＋１５ｖ

電源受電……………………………９０Ｖ〜１１０ｖ　５０〜６０Ｈｚ　７０ＶＡ以内

パソコンによる試験条件設定(付属パソコンに組み込み済みソフト)

　　　 印加設定　　　　　impulse volt □.□□KV

                　　　　pulse width □ (0=0.6 1=0.8 2=1.0 3=1.5 4=2.0 5=2.5 6=3.5 7=4.0 uS)

                　　　　wave        □ (1=volt 2=current)

　　　　　 　　　　　　　terminal    □ (2=2term 4=4term)

　　　　　　　　 　　　　current　　　□□（current range=×０.１　×１　×１０）

      測定値上下限設定 resonance volt(current) max□.□□kV(A) min□.□□kV(A)

                  　 　 dissipation 　　　　　　max □□% min□□%

　　 　　              period    　　　　　　 max □□□.□uS min□□□.□uS

　　　　 　　　　　　　　period(pulse width=6,7) max □□□□uS min□□□□uS

                        corona level           max □.□□□kV(A)

                        corona ratio           max □□%

     以上の条件を１コイル分の試験条件として取り扱い、１モデルに最大４コイルを有する単位を１

ファイルとして記憶する。記憶は不揮発にする場合はハードディスクまたはフロッピーディスク

を使い、フロッピーディスクの場合は１ディスクあたり約１０００ファイル記憶する。ディスク

の読み出しはファイル名で行い、ファイル名はコイルの型番（英、数、文字が使用可能）で登録

と読み出しが可能。

　　　ソフトウェアーはＤＯＳ／Ｖ互換機上でＷｉｎｄｏｗｓアプリケーションとして動作し、生成

ファイルはＥｘｅｌにより操作できる。